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遺言書の作成に携わる士業・金融機関の方

日本対がん協会への遺贈を含む遺言書を作成される場合は、
以下の事項にご留意くださいますようお願い申し上げます。

  1. 遺言書に記載する弊会の名称及び住所

    名称 公益財団法人日本対がん協会
    会長 垣添 忠生
    住所 東京都中央区築地5-3-3 築地浜離宮ビル7階
  2. 現物財産の取り扱い

    不動産や有価証券等については、原則として換価の上での遺贈をお願いしておりますが、現物でのご遺贈も受け付けております。また、山林、田畑や古家、未公開株等換価が難しいものが含まれる際は、遺贈をお受けできない場合があります。遺言書作成時には必ず事前に弊会にご相談ください。

  3. 換価に関する記載

    • 上記2のように不動産や有価証券といった現物財産が含まれる遺言書作成の際は、「遺言者の有する財産を、遺言執行者により換価させた上で、公益財団法人日本対がん協会に遺贈する」旨を明記してください。

    • 換価困難な財産は遺言執行者が無償で処分できる権限を明記してください。

  4. 遺留分についての考慮

    遺言書を作成する際、相続人に遺留分権利者がいる場合は、トラブル防止のためにも遺留分に配慮してください。

  5. 連帯保証債務を含む債務の確認について

    包括遺贈がなされた場合に於いて、遺言執行時に遺言者に多額の債務があることが判明した場合や、主債務者の債務の返済状況に関わらず、遺言者が連帯保証人ないし保証人を引き受けていることが判明した場合は、遺贈を放棄させていただきます。遺言者の遺贈のご意思を大切に、確実にするためにも、必ず遺言書作成時の債務状況をご確認いただくと共に、弊会にご相談の上、作成いただきますようよろしくお願いします。

  6. 遺言執行者の権限について

    遺言執行を滞りなく進めるために、遺言執行者には、「遺言者の名前で契約している貸金庫の開扉、内容物の受領等を含め、この執行に必要な一切の権限を行使できるものとする」旨を明記するようにしてください。

  7. 付言事項について

    日本対がん協会では、遺言者のご意思に沿うために、遺贈の活用分野に関するご希望を、本文ではなく付言事項にお書き添えいただくことをお勧めしております。また、作成後に活用分野へのお気持ちの変化があった場合は、その内容を私文書でお預かりすることも可能です。付言事項や最新の私文書の内容に基づき、遺言者の方が希望する分野に活用させていただきます(なお、遺贈先そのものを変更される場合は、再度遺言書を作成する必要があります)。遺言執行は遠い将来に発生するものです。遺言書本文への詳細な記載や、細かな支援内容の指定については、事前にご相談ください。

  8. 遺言書作成後に書き換える場合

    基本的には、現状の遺言書を部分的に修正するのではなく、すべての財産について書き換えた新しい遺言書を作成することをおすすめしています。ご存知のとおり、2通の遺言書が存在した場合、日付の新しい方が優先されますが、後の混乱を防ぐため「過去に作成した遺言書の内容は撤回する」という一文を記載ください。

その他にも、遺贈に関するご質問等ありましたら弊会に遠慮なくご連絡ください。秘密は厳守します。

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活動のご紹介、遺贈寄付についての詳しい資料をお送りします。ご相談も無料でお受けしています。秘密は厳守いたします。
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